浅間の猿

Shiki_asama06○浅間の猿
 羽根倉浅間神社・志木市上宗岡4-700

 猿は富士山の使者とされた。 稲荷は手甲の腫れ・痛みなどに験あり、お願生果しは裏池に鮒を放した。

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☆こどもの好きなお稲荷様
 羽根倉浅間神社の境内にある蓮田稲荷には、神社やお堂などにあるような戸も木連格子もない。 そのことは、何でもこの祠を建てた時「こどもが入っていたずらをするといけないから」と世話人達が扉をつけたそうだが、その後世話人の一人が原因不明の病気になり、医者も薬も効果なく、どこかの神様にお伺いを立てたところ、このお稲荷様がお告げにあらわれ「わしの大好きなこども達と遊べないように扉をつけたので思い知らせてやった。 扉を早く取りはずせば病は治るであろう」と告げたとのことであった早速入口の扉を取り払ったところ、病人はまもなく元気になったので、それ以来このお稲荷様には扉が付いていないのだという。


☆宗岡
 古くは、入間川・柳瀬川・新河岸川に挟まれた乱流地に生まれた堤防状の地。 宗は棟・胸を表し重要の意。

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