総社古墳郡 ○蛇穴山古墳 群馬県前橋市総社町総社1587 方墳・7世紀後半・墳丘全長40m・墳丘高5m・玄室長3m・玄室幅2.6m ☆蛇穴山古墳 平地に築造された径約30mの円墳である。 古くから開口していた横穴式石室は羨道を欠くが、玄室は奥行3m・幅2.59m、巨石をもって構築し、天井・奥壁および左右壁はそれぞれ一石より成っている。 石材の表面は軽く水磨きを行ない、玄門の石には門の柱および冠木に相当する部分を刳り出すなど、入念な工作を行なっている。 古墳時代末期の整美な切石造り石室として価値が高い。 « 前の記事 次の記事 » コメント(0)