【ケメ子の歌】
それは去年の秋でした
一人の少年が町で会った女の子に恋をしました
少年は胸をときめかせながら
そしてついに言ったのです
好きです
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昨日ケメ子に会いました
星のきれいな夜でした
ケメ子と別れたそのあとで
小さい声で言いました
好き好き
僕はケメ子が好きなんだ
僕はケメ子が好きなのに
ケメ子は何にもわからない
僕の気持ちをお星様
ケメ子に伝えてくださいな
好き好き
僕はケメ子が好きなんだ
僕はケメ子の夢を見た
お手々つないでハイキング
大きなおむすび十個持ち
ケメ子が八つに僕二つ
好き好き
僕はケメ子が好きなんだ
私の名前はミスケメ子
あなたは鏡をもってるの
はきけをもよおすその顔で
私を好きになるなんて
嫌い嫌い
私はあなたが嫌いです
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