○駱駝之図
1821年ペルシャより2頭のラクダが長崎にやってきた。 東へと見世物興行を続け、1824年西両国広小路でラクダの見世物がおこなわれた。 「物の大にして鈍なるを駱駝という」とまで言われ、駱駝本・錦絵・玩具・狂歌・駱駝炭など大評判となったそうだ。
☆文化七年中山道伏見宿に駱駝現る。
象の見世物
☆動物見世物ベスト10
象・駱駝・虎(豹)・海獣(海豹・あしか)・火食鳥(駝鳥)・孔雀・珍魚(赤鯉・マンボウ・大烏賊など)・猫と鼠の曲芸・猿芝居・山雀の芸
☆あだ名としての「らくだ」
見世物ので初めて駱駝を見たときの「その動作の緩慢さ・無愛想な表情」、また「くだらない→らくだない→らくだ」、となり悪い意味でのあだ名であった。
☆両国広小路
見世物で賑わっていたが、将軍鷹狩りでの乗船場だったので・鷹狩り当日はすべて取払われた。
※講釈・祭文・新内などの見世物興行は、木戸銭を取らず・演技中に銭貰いに廻った。
孔雀茶屋
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