○於菊稲荷神社
宝歴年間、新町宿大黒屋に於菊という売れっ子娼奴がいた。 あるとき病にかかり見捨てられた於菊を、町人達が神社裏に小屋を建て・看病した。 三年が経ち、ある夜半稲荷の霊が現れ於菊は全快した。 これに感動した於菊は社にこもり・一生涯を身明奉仕に捧げたとされる。
※於菊稲荷濫觴記
於菊稲荷絵馬
☆多野郡新町の於菊稲荷、大黒屋の遊女お菊を併祀った。 霊験高く一円の信仰を集めた。 絵馬には「向い白狐」もあった。
※絵馬、古くは二枚一組だったらしい
○初牛祭
歌川国芳、道外十二月、天保十二年(1841)頃。
眷族狐の酒盛り@稲荷神社
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