○山王廃寺(前橋市総社町)
山王廃寺跡から、銘瓦・鴟尾・水注・銅鋺 などが発見された。 瓦には「放光寺」が記され上野国で最も古いものであり、鴟尾は 103cmにおよんだ。
※塔の跡に日枝神社(山王)があったので山王廃寺とよばれるのであり、「山王寺」なる寺があったわけではない。 「放光寺(定額寺の一つ)」が正しい寺名で、681年以前に創建されたのではといわれている。
○国分寺
741年聖武天皇が、国ごとに国分寺と国分尼寺建立の詔を発表し、上野国にも国分寺が建立されたが、10世紀平将門の乱により壊れ・11世紀にはその面影は消えたといわれる。
※全国で一番高い塔(二百十尺)であったといわれる。
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