吉井・仁叟寺境内のカヤの木「天狗の宿り木」、榛名山の天狗達もよく集まった。 寺の上空は、白倉金光寺の天狗が日光山に行く時の飛行路となっているので、天狗との取り決めで「火伏せのお札」の発行が認めらた。
○小幡・宝積寺にあるのが「天狗の腹切岩」。 箕輪城主長野業政の婿小幡彦三郎が宝積寺に逃げ、奥方の兄小幡図書が攻め入ったさい、止宿していた天狗が一丈の棍棒でなぎ倒したが衆寡敵せずこの岩の上で切腹した。 かくまった魯岳和尚は責任をとり、鐘とともに寺東の谷川に身を沈めたのが「鐘が淵」。
○堂岩の天狗(長野原横壁)
王城山神社祠官浦野家にて饗応の際は、堂山の天狗に申付け膳を整え・宴済みし際は羽天狗が持ち帰るとされた。
○浅間山の天狗
浅間山には天狗が住むといわれ、狩宿村の狩人が小屋で一夜を過ごした際天狗が暖まりに来たといわれる。
○天狗杉(妙義)
妙義山奥・天狗杉は天狗の泊まり木であった。
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