中将湯
○中将湯(津村順天堂)
明治二十六年津村重舎が日本橋に「中将湯本舗津村順天堂」開業。
☆中将湯
中将姫により伝えられたとされる。
※中将姫は奈良当麻寺に伝わる伝説上の姫。 霊薬としてのプラセボ効果を狙っている。
☆中将姫
奈良時代、中将姫が蓮の根の糸で一尺五寸の曼陀羅を作ったとされる。
☆中将姫伝説
藤原鎌足の孫豊成りの娘中将姫が、七歳の時に迎えた継母に殺されかけるが、耐えては十六歳で尼僧になり、二十九歳でこの世を去った。 この中将姫が、藤村家に婦人病に効く薬を伝えたとされる。
☆中将姫
右大臣豊成公の娘中将姫は、三歳で実母を失い・七歳で継母を迎え辛酸をなめた。 十三歳で帝から入内の話あるも継母の策略により紀州有田郷で斬首に処せられる寸前、某武士の情けにより逃れて山中で育った。 その後狩りに来た父と会い家に戻るが、入内を断り出家当麻寺に入る。 名を中将法如尼と改め、曼茶羅織成となった。
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