○旧野方配水塔・みずのとう公園
中野区江古田一丁目3番
☆旧野方配水塔
昭和前/1929
鉄筋コンクリート造、屋根コンクリートアスファルト塗、建築面積187㎡、石柵付 東京23区北西部への配水を目的として建設。高さ34mの鉄筋コンクリート造構造物で、東側に階段室、頂部に換気塔を付け、水槽周壁上部にはアーチ形窓を配する。壁体内の漏水防止用鋼板に最初期の溶接技術を用い、ドーム付円筒形水道塔としても最初期の事例。
☆野方給水塔
1928年
関東大震災の教訓から、堅牢なつくりとした配水塔。 現在は配水の役目は終えたが、その堅牢さゆえに取り壊すこともできず、災害用の水備蓄施設となっている。 設計者の中島は、近代衛生工学の父と呼ばれた人。
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