鉄砲山古墳
☆鉄砲山古墳は、県道を挟んで二子山古墳の南側、埼玉古墳群では南に寄った位置にあります。長さ109m、埼玉古墳群の前方後円墳では3番目の大きさです。 「鉄砲山」という、古墳としてはめずらしい名前は、江戸時代、古墳の周辺が忍藩の砲術練習場になっていたことから名付けられました。 七十年ほど前からその名が見られますが、それ以前は「御風呂山」と呼ばれていました。
今は完全に埋まっていますが、墳丘は二重の堀に囲まれていることが、発掘調査により確認されています。 ただ部分的な調査であるため、正確な形態はまだわかっていません。 埋葬施設も発掘調査されていないため、形態は不明です。墳丘の西側は中央付近がえぐれてやや変形してますが、東側は保存状態が良く、隣接する芝生からは、古墳本来の形が美しく眺められます。
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