白旗塚史跡公園
☆白旗塚古墳
都内城東地区に残る唯一の古墳で、昭和58年、開発から古墳を守るために土地を買収して公園にした。
白旗塚は直径12m・高さ2.5mの円墳で、五~六世紀のものと推定されている。 円墳には松が植えられており、氷川神社の「境外末社」とされる「白旗大神」の詞が祀られている。 円墳の周りには池が造成され、古墳の保護とともに、景観にも配慮されている。 康平五年、源頼義・義家親子が奥州・安倍氏の反乱を鎮圧する途上、当地で豪族の攻撃を受け、苦戦の末に勝利した時、白旗を立てたので「白旗塚」と呼ぶよぅになったと伝えられている。
付近の毛長掘南岸には、擂鉢塚・甲塚・船山塚などがあり、伊興古墳群を形成していたが、現在はここだけが残っている。 擂鉢塚塚からは、人物・馬・円筒埴輪などが多数出土した。
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