戸田橋親水公園
三代目戸田橋は、長さ545m・幅11m・当時の橋梁技術の粋を集めた近代的な鉄製トラス橋で、完成当時は日本一斬新な美しい橋として話題を呼びました。 戸田橋親水公園に移設された三代目戸田橋の親柱二基とこれに伴う欄干部は、荒川の交通とともに発展してきた戸田市の歴史を物語る重要な資料です。
親柱の下段は三段石積み・その上に彫刻を施した石の段を挟み、上段は五段石積み・その上に後世に作られた四角錘型の頂部が載ります。 それぞれの柱には、正面に鋳造銅製の文字盤が埋め込まれており、向かって右側は「・玉縣」、左側は「戸田橋」と記され、「埼玉縣」の文字盤には、銃痕と思われる3つの凹みが確認できます。 また、左側の背面には同時に作成された520mm×400mmの説明板があり、橋の概要と由来などが記載されています。
☆戸田
1937年初旬ヘレン・ケラーが塙保己一墓参りのさい、戸田橋を渡り戸田に入ると・菜の花とレンゲ草の香りに「Oh sweet!」と繰り返したといわれる。
☆戸田橋
1948年10月、ヤミ物資取り締まり検問を突破した車にMPが発砲、その弾痕が戸田橋銘板に残っているらしい。
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