○常福寺当麻曼荼羅
当麻曼荼羅は、浄土教の教えをわかりやすく具体的に図示した浄土変相図の一つで、当麻寺(奈良県)に残されているところから当麻曼荼羅と呼ばれています。 図の構成は、向って左縁(序分義)に阿闍世王の説話・右縁(定善義)に極楽浄土を観る方法・下縁(散善義)に来迎図・中央(玄義分)に極楽浄土の景観が描かれ互いに深く結びついています。 常福寺の当麻曼荼羅は、文政五年文政七年にかけて深川の本誓寺沙門了門・礫川厳浄院住持了道によって描かれたものです。 色彩がたいへん鮮やかで、大きさも縦・横mの大幅です。
☆牛の生き仏、常福寺の生き仏が伊勢で牛に生まれかわったといわれる。
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