富内駅
○旧国鉄富内線富内駅舎
大正/1923 木造平屋建・鉄板葺・建築面積91㎡
北海道勇払郡むかわ町字穂別富内81-1
鉱山資源の開発・運搬用として大正九年着工された苫小牧~穂別~金山間の北海道鉱業鉄道金山線の駅。 切妻造・平屋建とし、内部には待合室・事務室・畳敷の宿直室を連ねる標準的造りの駅本屋で、改札左手に転轍機操作所を張り出す点に特徴がある。
ホベツアラキリュウ化石
むかわ町穂別博物館・ 勇払郡むかわ町穂別80番地6
○旧中村平八郎家住宅主屋
大正/1922、木造2階建・鉄板葺・建築面積222㎡
北海道勇払郡むかわ町字穂別458
穂別村開拓の先駆者の邸宅。 起り屋根の玄関庇をもつ鉄板葺、片入母屋造、平屋建の主屋を中核として、玄関左手に鉄板葺・切妻造・二階建・下見板張の洋館・主屋右手後方に附属屋を配置する。 北海道内陸部における大正期邸宅建築の様子を知るうえで貴重。
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