群馬での暮らし:赤城凧
○赤城凧
上州名物「からっ風」、風と言えば凧だ。 が、赤城凧はチョット違い、強風に耐えるため、対角線上に骨を入れ・さらに菱形に骨を組んで頑丈な構造になっている。
凧に関する童唄も多く、凧を揚げる時は、
たこたこあがれ 天まであがってけつみせろ
風のない時は、
赤城(榛名・妙義・浅間)山からかぜこいこい
しかし何と言っても特筆すべきは、風が強くて凧が揚げられない時だ、
風さん風さんやんどくれ 晩にはとろろ(飯)をしてあげる
風さん風さんやんどくれ、晩にはよい嫁とってやる
風さん風さんやんどくれ、晩にはとろろを煮てあげよう
風さん風さんやんどくれ、盆にはいいもの買ってやる
※とろろは何よりのご馳走だった。
※「何かをあげるから、やんでくれ(~をしてくれ)」というのはグンマ人気質。
◆掻き回し過ぎてとろろを摩りこぼし
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