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群馬での暮らし:仙人嶽の梨の木

Sennindake《グンマを話そう》
○仙人嶽の梨の木
 ある昔、桐生仙人嶽の麓に塩乃瀬町に母と三人の兄弟が住んでいました。 ところが、お母さんが病気になり、夜も寝ないで看病しましたが重くなるばかりでした。 ある日、三男が桐生宿場に薪を売りに行った帰り、白い衣を着た占師に呼び止められました。

 占師は「お前の孝行に感心した。仙人嶽の頂上にあるナシの木の実を食べさせるがよい。」と言って、小さい弓と矢を置き立ち去りました。 三男はこの話を兄弟に伝えまると、みん困ってしまいました。 仙人嶽には魔物がいて、山から帰ってきた人はいなかったからです。
 親思いの長男と次男は意を決して頂上を目指しましたが、ついには魔物に捕まってしまいました。  その時三男は占師の夢を見ました。「兄たちが捕まってしまった。弓矢を持って戦え。」 夢から覚めると三男は山へ急ぎ、神通力があると言われた弓矢を持って闘いました。 こうして魔物を倒した三人は、ナシの実を持って家に帰りお母さんに食べさせると、たちどころに病気が治りました。  

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