群馬での暮らし:上毛かるた
児童福祉法推薦文化財
郷土の歴史と地理をよみこんだ 美しい たのしい かるた
【上毛かるた】
(財団法人群馬文化協会)
群馬県なら、どの家庭にもある。 小学生が育成会(こども会みたいなもの)で覚えるそうだ。
※フツーのかるたは「犬棒かるた(犬も歩けば棒に当たる)」。
○子供会
明治三十八年多野郡中里村平原にて、日本初の子供会が結成された。
○犬棒かるた
江戸の町には犬が多かったらしい。
※「犬も歩けば棒にあたる」、出歩けば意外なことに出会うこともある、との意もあるらしい。
★A dog who moves around is sure to find bone.
☆江戸の犬
冬になると、江戸の町から犬が消えた。 食糧事情が悪かったので、食べたらしい。

| 江戸かるた | 大阪かるた | 京都かるた | |
|---|---|---|---|
| い | 犬も歩けば棒に当たる | 一を聞いて十を知る | 一寸先は闇 |
| ろ | 論より証拠 | 論語読みの論語知らず、六十の三つ子 | 論語読みの論語知らず |
| は | 花より団子 | 花より団子 | 針の穴から天を覗く |
| に | 憎まれっ子世に憚る | 憎まれっ子頭堅し、憎まれっ子神直し | 二階から目薬 |
| ほ | 骨折り損のくたびれ儲け | 惚れたが因果 | 仏の顔も三度 |
| へ | 屁をひって尻窄める | 下手の長談義 | 下手の長談義 |
| と | 年寄りの冷や水 | 遠くの一家より近くの隣 | 豆腐に鎹 |
| ち | 塵も積もれば山となる | 地獄の沙汰も金次第 | 地獄の沙汰も金次第 |
| り | 律義者の子沢山 | 綸言汗のごとし | 綸言汗のごとし |
| ぬ | 盗人の昼寝 | 盗人の昼寝 | 糠に釘 |
| る | 瑠璃も玻璃も照らせば光る | 類をもって集まる | 類をもって集まる |
| を | 老いては子に従え | 鬼の女房に鬼神 | 鬼も十八 |
| わ | 破れ鍋に綴じ蓋 | 若い時は二度ない | 笑う門には福来る |
| か | かったいの瘡うらみ | 陰裏の豆もはじけ時 | 蛙の面に水 |
| よ | 葦の髄から天井覗く | よこ槌で庭はく | 夜目遠目笠のうち |
| た | 旅は道連れ世は情け | 大食上戸の餅食らい | 立て板に水 |
| れ | 良薬は口に苦し | 連木で腹切る | 連木で腹切る |
| そ | 総領の甚六 | 袖すり合うも他生の縁 | 袖すり合うも他生の縁 |
| つ | 月とすっぽん、月夜に釜を抜かれる | 爪に火をともす | 月夜に釜を抜かれる |
| ね | 念には念を入れよ | 寝耳に水 | 猫に小判 |
| な | 泣きっ面に蜂 | 習わぬ経は読めぬ | 済す時の閻魔顔 |
| ら | 楽あれば苦あり | 楽して楽知らず | 来年の事を言えば鬼が笑う |
| む | 無理が通れば道理が引っ込む | 無芸大食 | 昔とった杵柄、馬の耳に風 |
| う | 嘘から出た実 | 牛を馬にする | 氏より育ち |
| ゐ | 芋の煮えたも御存知ない | 炒豆に花が咲く | 鰯の頭も信心から |
| の | 喉元過ぎれば熱さを忘れる | 野良の節句働き | 鑿と言えば槌 |
| お | 鬼に金棒 | 陰陽師身の上知らず | 負うた子に教えられて浅瀬を渡る |
| く | 臭いものに蓋をする | 果報は寝て待て | 臭い物に蝿がたかる |
| や | 安物買いの銭失い | 闇に鉄砲 | 闇夜に鉄砲 |
| ま | 負けるが勝ち | 待てば甘露の日和あり | 蒔かぬ種は生えぬ |
| け | 芸は身を助ける | 下戸の建てた蔵はない | 下駄と焼き味噌 |
| ふ | 文はやりたし書く手は持たぬ | 武士は食わねど高楊枝 | 武士は食わねど高楊枝 |
| こ | 子は三界の首っ枷 | 志は松の葉 | これに懲りよ道才坊 |
| え | 得手に帆を揚げ | 閻魔の色事 | 縁と月日、縁の下の力持ち |
| て | 亭主の好きな赤烏帽子 | 天道人殺さず | 寺から里へ |
| あ | 頭隠して尻隠さず | 阿呆につける薬はない | 足元から鳥が立つ |
| さ | 三遍回って煙草にしょ | 触らぬ神に祟りなし | 竿の先に鈴 |
| き | 聞いて極楽見て地獄 | 義理と褌 | 鬼神に横道なし、義理と褌は欠かされぬ |
| ゆ | 油断大敵 | 油断大敵 | 幽霊の浜風 |
| め | 目の上の瘤 | 目の上の瘤 | 盲の垣覗き |
| み | 身から出た錆 | 蓑売りの古蓑、身うちが古み | 身は身で通る裸ん坊 |
| し | 知らぬが仏 | 尻食らえ観音 | しわん坊の柿の種 |
| ゑ | 縁は異なもの味なもの | 縁の下の力持ち | 縁の下の舞、縁と月日 |
| ひ | 貧乏暇なし | 貧相の重ね食い | 瓢箪から駒が出る |
| も | 門前の小僧習わぬ経を読む | 桃栗三年柿八年 | 餅は餅屋 |
| せ | 急いては事を仕損じる、背に腹は代えられぬ | 背戸の馬も相口 | せんちで饅頭、梅壇は双葉より芳ばし |
| す | 粋は身を食う | 墨に染まれば黒くなる | 雀百まで踊り忘れぬ |


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