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《グンマを話そう》 ○身代わり観音 千四百年ほど前、聖徳太子は聖観音をつくりその力により日本に攻めてきた新羅軍を破った。 戦いが終わり、その観音像を見ると刀や矢の傷だらけであったので「身がわり観音」とよぱれ、「とどまりたい地にいったら重くなる」と言われていた。 1240年、津戸為守が関東に向かう途中上野国緑埜郡鮭塚までくると急に重たくなったので、寺を建て観音像を納めた。 この観音像が藤岡山尊願院一行寺に残されていると言われている。
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