《グンマを話そう》
○津久田村の人形芝居
津久田村は人形を大切にする伝統の村として平和な日々を過ごしてきました。
こんな伝説があります。
上杉・竹田の争覇時代、上杉勢が密かに津久田の要塞を陥れ、大胡城を攻めようと企てました。 そして津久田村に近づくと、山頂には沢山の旗が立ち・鐘や太鼓が勇ましく鳴り響いていました。 これを見た上杉勢は、計画が漏れたようだ・不利な戦いは避けようと、兵を引きました。 それは、八幡様の例祭で人形芝居の日だったのです。
○津久田人形
上ノ杜・桜森八幡宮の舞台で上演される。 1723年、津久田中組・角田一族により「さくら座」が結成され人形芝居が始まった。 当初は一人遣いだったがやがて三人遣いとなった。 その後は盛衰を繰り返し、1952年頃再興した。
○津久田
佃は荘園の直営地の意。
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