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群馬での暮らし:姥の皮

Ubanokawa《グンマを話そう》

○姥の皮(姥皮伝説)
 ある昔、田んぼで蛙が蛇に飲み込まれているのを見たおじいさんが可哀想にに思い「蛙を放したら娘をあげる」と蛇に言うと、蛙を放して山へ帰っていった。 やがて蛇が迎えに来ると、末娘が嫁入り道具に「瓢箪10個と針千本」持って蛇についていった。 住みかの沼まで来ると、蛇に「嫁入り道具の瓢箪を沈めて下さい」と言い、蛇がアタフタしている間に針を刺して蛇を退治した。

 帰り道に迷いたずねた小屋でおばあさんから「ここは鬼が出るから、この姥の皮(かぶると婆さんになる)を持ってお逃げ」と言われた。 娘はこの姥の皮を着ていたので、途中出会った鬼達は「こんな婆さん食ってもうまくない」と通り過ぎていった。 小屋のお婆さんこそ助けた蛙であった。

※[むかしはむくれて、七が酒買って八がひんのんだとさ]←【いちが酒買って、まんがひん飲んだ】が訛ったか?

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