ぐんまわらべうた:蛇
○蛇除け
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蛇も百足もどけどけ
おらあ かじやの どらむすこ
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山に入るときは、蛇を除けるためこのように歌った。(力持ちだと誇示している)
※蛇に対して指をさすと、指がくさる。 もし指してしまったら、つばを三回吹きかけて・友達に(自分で)指切りしてもらう。
蛇もまむしもどうけどけ
おれはかじやのむこどんだ
槍も刀も持ってるぞ
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かな蛇 かん太郎
晩に化けたら 蛇鎌そろえて
切っと
プップップッ
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蛇の指は竹指だ
おらん指は金指だ
切っても切っても切れんぞ
○蛇よけ
「チガヤの針金、ボテラの恩を忘れたか、アビラウンケン、アフビラウンケン」または、「チガヤの山に昼寝して、チガヤの根しめられて、ワラビの恩を忘れたか」と唱える。
※昔蛇が昼寝していて茅萱に身体を突き抜かれボテラ(ワラビの開いたもの)が下から持ち上げて助けてくれた。
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