だるま
一年の間に両目が入れられたら翌年は一回り大きなダルマにします。 もし両目が入れられなかった場合でも、一年経ったら神社仏閣に奉納し、翌年は同じ大きさの新しいダルマに願掛けをします。 一年ごとにとに奉納する事になっていますが、願い事が叶った記念として飾っておいても構いません。
「縁起だるま」として有名な高崎だるまは、今から三百年ほど前、高崎市南西部の小林山達磨寺か開山され九代目住職東嶽和尚の伝授により、中国の高僧である達磨禅師の木型を彫うて紙張子を作り、近隣の農民が同山の七草の縁日に売り出したのが始まりとされています。 現在は、70軒程の家で年間150万個のだるまが生産され、全国の8割をしめています。 その丸い形から「家庭、社会の円満」を表し、またその顔は「眉は鶴」「ひけは亀」を表し、とても縁起の良い顔の「福入りだるま」です。
○流行達磨遊び
歌川国芳、天保年間(1830~1844年)頃。
☆ダルマの目
古くは、疱瘡にかかると眼が見えなくなるといわれ、赤いダルマが疱瘡除けとして好まれた。 買う側は「目が綺麗に描かれたダルマ」が欲しい、売る側は客の要求はうるさく・難しいので「だったら、自分で描け!」。 文化年間のことであった。
☆江戸時代流行病ワースト5 疱瘡・コレラ・はしか・水疱瘡・インフルエンザ、
※番外は、梅毒・結核。
☆ひにふにだるまどんが夜も昼も赤い頭巾かずきと通した
唱文句「どちらにしようかな」の古関西版
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