おやき
○グンマのおやき
最も簡単なやきもちは、小麦をこねて味噌を練り込み丸めて焼いたものであり、昔は「土ぼうろく」という土製のフライパンのようなものを使って囲炉裏で焼いていた。 ぎゅっと締まった固い食感が特徴だったが、現在は重曹を入れているため、ふっくらしている。
小麦の収穫量が少ない山間部では満腹感を出そうと、あんとして野菜を刻んだものなどを中に入れた。 また、ソバ・ヒエ・トウモロコシ・ふすま(小麦のぬか)を入れたおやきもある。 東毛では低湿地で米が採れないので、小麦とまぜた「メシヤキモチ」が食べられていた。 高崎は平野部で小麦に恵まれていたために、あん入りでないものが多く、生地にネギやシソを刻んで入れていた。
☆おやき・焼餅
囲炉裏の灰の中に入れて焼くので「灰っころばし」ともよばれた。
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