群馬での暮らし:おけら
【おけら(ケラ・タネミ)】
胴をつかまえると両手を合わせたり・広げたりするのを見て、はやしたてて遊ぶ。
○おけらさん おけらさん おまえのお椀はどのくらい おまえの茶碗はどのくらい
○こま虫 こま虫 旦那の肝っ玉ぁどんなでけぇ
○おけら来い来い おけらの虫は うじゃこい虫で 雨さえ降れば うじゃうじゃじゃ
○□□の□□□どんなにでっけえ
☆おけらになる
昆虫「螻蛄」が前足を広げた姿が、お手上げ状態に見えた。
《グンマを話そう》
○シンダンベ
田の水口のところにいて、田に入った人の足を刺したりかんだりする。 そして、その人が死んで田に浮いて流れてくるのを、田のしり水口でまっているといわれている。 人を刺し殺す昆虫、ただし見た人はいない。
コメント