○千明旅館・伊香保(現千明仁泉亭)
伊香保を愛した明治の文豪「徳冨蘆花」が常宿として贔屓にした旅館。 悲劇の物語小説『不如帰』はここで生まれた。 その後は、新婚旅行のメッカとなった。
※千明[ちぎら]は群馬(伊香保)に多い苗字の一つ。
☆千明仁泉亭(伊香保温泉)、1920建築。
○伊香保は古くから外人客が多かったため、グンマで一番文明開化が早かった。 1979年にはマッチ(瑞典製)を売っていたらしい。
○ベルツと伊香保
ベルツは、たびたび伊香保を訪れ理想的伊香保像を求めたがかなわず、温泉の飲用「呑湯」と伊香保御用邸(1893年~1945年、後に焼失)だけが残った。
○徳富蘆花
伊香保温泉・千明仁泉亭を定宿とし、伊香保温泉を舞台とした「不如帰」を発表した。(明治三十三年) 1927年、千明仁泉亭・二の段の別荘(山荘に)入り最期をむかえた。
※グンマには、ホトトギスに関わる話も多い。
☆仁泉亭・伊香保
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