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○報恩の水道・吾妻町堀切 ある昔、一人の坊さんが薬師堂に宿をとった。 しかし旅の疲れがたたり、病気になってしまった。 これを知った村人は長らく看護・世話をし、やっとのことで回復した。 坊さんは恩返しに、水に困っている村民のために、水路をひくことにした。 それは谷から山一つ堀抜くものであり、毎日毎日少しずつ掘り進めた。 やがて村中が手伝うようになり数ヶ月経ってやっと完成した。 そしては村中喜び・お祭りさわぎとなった、そして坊さんはどこかへいってしまった。
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