どこまで解る上州弁
(数が多すぎるので抜粋)
☆人間系
アイヒョウ→行き違い、 アッテコトモネイ→とんでもない、 イッチクタッチク→くいちがい、 オコンジョウ→意地悪(怒るぞぉ)、 オタクラ・タアクラ→おしゃべり、 オチュンヅキ→調子者、 オツクベイ→正座、 オテンタラ→おべっか、 オンカ・オオカ→公然と、 カスケ→物忘れ、 カセイデ→急いで、 カタル・カテル・マザル・マゼル→仲間に入る・入れる、 キウチバ→内気な人、 ケンマクナ・ゴッタクナ→乱雑な、 コウベラカス→上品ぶる、 コミヤラレル→ごまかされる、
シアンボ→けちんぼ、 シイノギイノ→とやかく、 ジュウクウ→生意気(青二才からきている)、 ショッペナシ・シャイナシ→しょうもない、 セイタラヤキ→おせっかい、 ソラッペイ→でたらめ、 チョチョラ→粗忽者、 ツッカケワンナ→仕事などを押しつける、 ツッケナハッケナ→つきはなす、 デスッパギ→よく出かける人(出るの好き)、 テッピヤグラ→一生懸命、 デホウラク→でまかせ、 テンガリバンガリ→代わる代わる、 テンゴウ→わるさ、 トウテキ→もろに、 トクセイ→裕福、 トロビュウ→度々、 ノジキル・ノウジヲキル→精魂使い果たす、 ノメス→怠ける、 ハガヲショウ→損する、 はやす→切る(餅や桑など)、 バンチョウバンチョウ→その都度、 ヒキズリ→しまりのない人、 ヒック→つむじを曲げる、 ヒヅラ→ふくれっつら、 ヒネツヲイレル→文句ばかり並べる、 ブッヒヌキ→うり二つ、 マックラサンボウ→一目散に、 ミソオケ→顔を洗わない人、 ムジッコイ→ふびん、 ムズク→くすぐる、 モウゾニスル・モウニ→とるものもとりあえず、 モンズリモンズリ→もずもずと、 ヤキヤキスル→やきもきする、 ワニル・ハガム(ハガミッチョ)→恥ずかしがる・はにかむ、
☆自然系
○おきな草(白頭翁)→カワラノオバサン・チゴグサ・チンコログサ・
※カワラノオバサンびんたぼ出しな・びんがなければたぼでも出しな
※チゴチゴわかれ・二つにわかれ・びんたぼわかれ
○カエル→イボベットウ・イボガチゲエル・オヒキ・ドビキ・パックン・ガンタク・マンカチ・マンカツ・マンバチ・マンバ・そのた派生多数。
○カタクリ(花)→ホケキョウ・イヌノマラ・ゴバユリ・
○かたつむり→デエロ・デエロン・デエロンドウ・デヤースンドウ・デエンジ・デイムシ・デデムシ・ダイロウ・ツノンデイロ・ツノンダシデイロ・ツノンデショ・
○カマキリ→ハイトリババア・ハイトリジジイ・ハラタテババア・オガミムシ・オガミジョロ・トウロウ・トカゲ・オコリボムシ・カマイタチ・カマギッチョ・マメタタキ・ヤンガン・そのた派生多数ある。
○かもしか→クラシシ
○セキレイ→チチン・シッタタキ・シュウセンドリ・スイセン・カンノンドリ・セキリン・そのた派生多数ある。
○セミの幼虫→ハイボコ・ハイコゾウ・ハイッコゾウ・ワンニャゴ・ウンマ・アナゼミ・オウマ・デッコ・ハイハイゼミ・チックンムックン・モンモンガ・ワンワンド・ヤッコトセ・
○つらら・氷柱→アメンボウ・コオリンボウ・カナンボウ・カナッコオリ・タッペ(多くは霜柱)
※太郎次郎タッペの子・タッペがたったらふんづぶれ
○どんぐり→シダニ・シダミ・シバミ・ジダンボウ・ジダンボ・ジンダンボウ・ジンダングリ・ジランボ・
※独楽をジダンボウという地域も多い
○なめくじ→ナメラ・ナメラクジ・ノメッタ・ハダカデイロ・ハダカダイツンボウ・
○フクロウ→ホウホウドリ・ホロスケ・ホロツク・ホットウカケス・ボウズッコ・ドウスクボ・ボスコ・ノリツケ・ゴヘイ・ヨナキドリ・
○へそくり→ヨロク・コデ・キュウデ・ホマチ・
○軽石(上州独特の表現)→カラバイシ・カリルッパァ・カル・カルマイシ・カルゴ・カルッパイシ・コウゴッタマ・ママゴ・ウキイシ・アサマズナ・
○動物の糞→トリノケシ・トリケショウ・トリッカイシ・ケイショ・ケエシ(鶏糞)・ネズケーショ・ネズッケエシ(鼠糞)・
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