グンマの伝説:上州気質(ノンフィクション版)
○京都の街で、グンマの修学旅行生が立ち話をしていたら、110番通報されたor仲裁が飛んで来た。
※周りの人々は「けんかをしている」と思った。
※グンマ邦内においても、二人で話をしているのを聞いて「ケンカしている」と思う県外者は多々いる。 特に、女性同士の話は要注意!
○伊勢崎の高校が関西旅行に行き、生徒が自由時間の相談をしていたら、警官がケンカと間違え飛んできた。
○全国大会会場で、「声が大きく・荒い」集団がいたらそれは「グンマ団」。
○大阪商人は石橋を叩いて渡る。
名古屋商人は石橋を叩いても渡らない。
上州商人は橋が無くても渡る。
○夏に冷房の無い暑い事務所で仕事をしていたら、多くの訪問者が「冷房機寄付or設置」を申し出てくれた。
※実際に設置してくれた人はなかったらしい。
○選挙の応援に行かないと仕事が貰えなかった。
※老人も、バスに乗せられ決起集会へ・選挙事務所詣でに動員、されたらしい。
○「横室芝居に、原喧嘩」といわれた。
※隣村でも気質が異なる、距離が離れるともっと異なる。
○警察が博打取り締まりをしようとしたら、部落から男衆が一人残らず消えた。
○上州の三名物は、「博奕・博労・野鉄砲」だった。
※赤城温泉・湯ノ沢は、大前田英五郎に代表される賭博治外法権的環境であり、寺社が賭博を主催し場所代を徴収した。 これが「寺銭(テラセン)」。
○江戸っ子気質「宵越しの金はもたない」が見られた。
※貯蓄率が低いともいわれた。
○新型車は群馬で、中古車は長野で売れ。
※開港地を除いた近代日本における最初のキリスト教伝来の地は、新島譲による「安中」。
○上州人は、古いもの・伝統のあるものへの執着が少ない。
○小学校・中学校の教育目標(標語)には「粘り強さ」・「根気力」が含まれる。
※例えば「我慢強く粘り強い子」。
○「上州名物、かかあ天下と空っ風」といわれるが、実際はかなり「封建的・男尊女卑」だった。 ただし、上州女性は良く働く稼ぎ者。
※賃機織りでは、割り当て量より多く織るとセイコンマシ(精魂増・割増金)が払われた。 機を一年間織ると、畑を一段買えたといわれる。
○上州弁には「女ことば」がない。(男女の区別が無い、男女差・性差別が無いとも言える)
○上州では、旦那が子供を背負うのはフツーだった。
☆強風激寒荒地での農耕作・危険な山仕事・長時間の養蚕・数多い災害など、厳しく激しい生活労働環境が「上州気質」を創ったといわれる。
※噴火・洪水・台風・雪崩・山津波・大火・爆発など、歴史上災害は多い。(地震は少ない) ほとんどの温泉地は大火にみまわれている。
※「米どころの人は、落ち着き・ゆとりがある」ともいわれる。
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