○黄金の薬師如来像(日向見薬師)
987年源頼光の臣塩谷日向守定光(碓氷貞光)が、黄金の薬師如来像を折田村定光寺に安置した。 この像を欲しくなった上杉顕定は、交渉の末譲り受け平井城へ持ち帰った。1465年顕定の兄房能が殺されると、兜の中に尊像を入れ・越後へ向かった。 しかし四万の奥木根宿までくると、薬師仏を由緒ある地に納めて越後へ向かい、越後長森ヶ原にて戦死した。
残された尊像は元の定光寺に納められた。(定光寺は四万日向見に移されていた) その後、宮殿建立・幾たびの修理を経て、復元された。(本堂の扁額は左甚五郎作といわれている)
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