グンマの昔:へそくり
○女衆の小遣い
「針箱をさがすと女房とんで出る」ともいわれた。 地域により下記のようによばれた。
ヘソクリ(隠して貯める、悪い意味もある)、ホマチ(小遣い銭、ちょっとした大金のこともある)、 ホマチガイコ(二番蚕・三番蚕による特別収入)、、 ヨロク(予定外の収入) コデ、 キューデ(収入が無い人の小遣い銭)、 コガネ、 コセクリ、 コセガネ、 クスガネ、 ククントク、 ククシガネ、 カクシガネ、 フンドシゼネ、 ヘソガネ、 ホマチダ、 ホッタ、 インキョメン、 など。
※ホマチは、「しっぽのないネズミのやることだ」と悪く言う地域もある。 また、細かく貯めるので良い意味に言う地域もある。
※「男のかせぎに、女のたまか」・「とりこみ男に、しまつ女」・「尾張名古屋は城でもつ、うちの身上はかかでもつ」などいわれた。
☆臍繰り
「綜麻」、紡いだ麻糸を巻きつけた糸巻きの意。 内職で麻糸を繰って貯めたお金。
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