マルセル石鹸
○ミヨシ油脂株式会社
1921年11月17日東京府南葛飾郡吾嬬町に「ミヨシ石鹸工業合資会社」設立。 1941年マーガリン生産開始、1951年子供印ミヨシマーガリン発売。
※明治十九年頃には吉村石鹸工場や安永舎がマルセル石鹸をつくっていた、後にミヨシ石鹸工業合資会社傘下。
※経営者の三木巳之吉と吉村又一郎の頭文字をとってミヨシ。
☆石鹸
横須賀造船所で働く堤磯右衛門、汚れた手を糠袋で洗っていたところ、隣の外人からまるいものを渡された。 これが石鹸、よく落ちる。 「1ダース一円もするんだ」、ならオレが作ってやる。 勤めを辞め、試行錯誤で石鹸作りも固まらず失敗続き、田畑も売った・親類からは絶縁された・女房おまんもあいそがつきた。
頭にきた「おまん」は塩をまいた。 固まった石鹸ができた。 そしては、明治六年七月国産石鹸完成一個十銭、化粧石鹸もできた。 しかし、磯右衛門明治二十四年病死・工場閉鎖も、後に工場出身の村田亀太郎が花王石鹸をつくり「ライオン石鹸」をおこし、弟子の若山初太郎が資生堂・石鹸部門を担った。
☆浮石鹸
明治三十五年洗濯用石鹸輸入、四十年ごろ「ミクニ浮石鹸」発売。
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