かどふぢ薬局 メモ
☆旧生方家住宅・かどふじ薬局
江戸中期/1661-1750
桁行18.9m、梁間12.0m、一部二階、切妻造、妻入、板葺、南面庇付、こけら葺
眞田氏の城下町沼田に残る切妻造、妻入、板葺の大型町屋。 生方家は眞田藩の薬種御用達を勤めてきた旧家で、建築も東日本の町屋としてはきわめて古い。
☆旧土岐家住宅洋館
群馬県沼田市西倉内町594
大正/1924
木造3階建、スレート葺、建築面積119㎡
江戸時代に沼田藩主を勤めた土岐家の東京渋谷にあった邸宅の洋館部を、平成2年に現在地に移築したもの。 ドイツ下見やアーチ窓を用いる等、外観は洋風だが、内部は和風と洋風の両方の接客室をもつ。 大正期の大邸宅に建てられた洋館の好例である。
☆関口コオきり絵美術館(旧日本基督教団沼田教会紀念会堂)
群馬県沼田市西倉内町634-37
大正/1914
木造2階建、スレート葺、建築面積112㎡
生糸貿易で栄えた星野家の寄附によって建てられた会堂を美術館として再利用した 建物。 市内で数少ない大正期の洋風建築で、外壁の下見板、縦長の上下窓、急勾配 の屋根等にその特徴がよくあらわれている。 設計・施工は埼玉県和戸町出身の大工 小菅幸之助。
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