青函連絡船:津軽丸
津軽丸(2代目)・浦賀:1964年5月10日就航。 青函航路初の自動化第1船。 客船ながら、これまでの貨車航送船よりも多い48両の貨車を積載する大型船。 運航時間も在来船の4時間30分から3時間50分に短縮され「海の新幹線」といわれた。 以後建造された客貨船はすべて津軽丸型。 1982年3月4日下り5便で運航終了。 1983年3月に北朝鮮に売却。 その後再び転売されメッカ巡礼船となったが、エジプト政府に差し押さえられた。 1998年に係留中に火災が発生し、同年12月14日にスエズで解体された。 函館桟橋跡地に津軽丸の錨があるが、売却の際に取り外された本物であるという説と、各船の予備錨のひとつであるという説がある。
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