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四万温泉・積善館 メモ

Sekizen84☆積善館の前新
 昭和初期/昭和5年
 3階建(1階RC造、2・3階木造)・入母屋造・瓦葺
 1階の浴場は鉄筋コンクリート造りで、大正ロマネスク様式を残すアーチ形の窓を備えており、その上に木造2階建ての客室をのせる形式をとっている。

横線540透明

Sekizen81☆積善館前新
 昭和前/1930
 鉄筋コンクリート造・木造3階建・鉄板葺・建築面積149㎡
 四万温泉の老舗旅館の温泉宿泊施設の一つ。 川沿いに建つ3階建ての建物で、1階が鉄筋コンクリート造の浴室、2・3階を木造の客室とする。 連続する浴室のアーチ窓がハイカラな印象を与え、宿泊客に親しまれている。 設計は大塚栄建築設計事務所。

横線540透明

Sekizen82☆積善館の廊下橋
 昭和初期/昭和11年
 木造平屋建、切妻造、トタン瓦棒葺
 長さ12.6m・幅1.5m、「前新」と「向新」の2棟を結ぶ廊下として架けられたもので、トラス状に組んだ支柱に切妻の屋根を置き、腰板を張る。

横線540透明

Sekizen83☆積善館の向新
 昭和初期/昭和11年
 木造2階建・入母屋造・トタン瓦棒葺
 積善館の山荘の残材で造ったと伝わる。 復元図面によると、客室19室・共同炊事場・共用便所からなり、浴室は備えていない。

横線540透明

Sekizen85☆積善館廊下橋
 昭和前/1936
 木造・鉄板葺・長さ12.6m・幅15.5m
 四万温泉の老舗温泉旅館「積善館」の建物群のうち、川を挟んで建ち並ぶ「前新」及び「向新」と呼ばれる2棟の建物を繋ぐ廊下として架けられた橋。 簡素な造りになるが、トラス状に組んだ支柱に切妻の屋根を置き腰板を貼る。

横線540透明

Sekizen86☆積善館山荘
 昭和前/1936
 木造2階建・鉄板葺・建築面積490㎡
 四万温泉の老舗旅館の宿泊施設の一つで、前新とともに昭和初期の建築。 本館の背後に建ち、木造2階建て、平面は突出した中央部を中心に左右対称の入母屋の屋根をつける変化に富んだ構成になる。 施工の地元の職人の手になり、床廻りの意匠が特徴的である。

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