王子製紙
○抄紙製紙(しょうし)
渋沢栄一が、三井・小野・島田らに製紙事業起業を呼びかけ1873年2月12日「抄紙製紙」創立。 1875年12月16日王子村にて操業開始。(石神井川と千川の水を使った) 敷地内に紙幣寮(後の印刷局)が進出し「製紙会社」に強制改称、1893年王子製紙株式会社となる。
1933年、王子製紙・富士製紙・樺太工業が合併。 1949年GHQにより解体され、苫小牧製紙株式会社・十條製紙株式会社・本州製紙株式会社(後に合併)に分離。 その後苫小牧製紙株式会社が、王子製紙工業・王子製紙・新王子製紙・王子製紙と改称。
※1916年大蔵省印刷局抄紙部分工場を買収し十條工場とする。
※1942年の整理統合・軍需転換で、王子工場敷地一部が内閣印刷局抄紙部となった。
※1945年工場のほとんどを焼失、1946年閉鎖。
コメント