☆旧新井製糸所煉瓦蔵
明治
煉瓦造2階建、瓦葺、建築面積69㎡
漆喰蔵の南に東面して建つ。南北棟の切妻造桟瓦葺、桁行15m梁間4.7m。イギリス積で、中間に水切りを付け、鉢巻は3段の蛇腹とするなど、土蔵造風のデザインもみられる。下野煉化製造会社製の煉瓦で造られ、地域の近代化を物語る。
☆旧新井製糸所漆喰蔵
明治
煉瓦造及び土蔵造2階建、瓦葺、建築面積42㎡
事務室の西に隣接し、東面して建つ。南北棟の切妻造桟瓦葺で、東面に下屋をかける。桁行7.3m梁間4.6m。1階は下野煉化製造会社製煉瓦をイギリス積で1枚厚に積み上げ、2階は土蔵造とする。白漆喰と煉瓦が鮮やかなコントラストを見せる。
☆旧新井製糸所事務室
明治
木造平屋建、瓦葺、建築面積58㎡
敷地北寄りに建つ。桁行9.1m梁間6.8mの木造平屋建。東西棟の東切妻西寄棟造とし、下屋をまわす。桟瓦葺。トコとトコ脇、平書院を構える8畳と、その東の6畳からなり、西・南・東面に縁を付ける。繊細な欄間が飾られる近代和風建築。
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