東方村中村家住宅
越谷市レイクタウン9-51
安永元年築、武蔵国埼玉郡八条領東方村(後の大成町)にあった。 中村家は、文明年間太田道灌に仕えた大相模郷の郷士、長く東方村の名主を務めた。
※元禄十一年、東方村・三田方・南百・四条・別府・千疋・麦塚・柿の木などの村が忍藩に組み入れられた。
旧東方村中村家住宅はもと武蔵国埼玉郡八条領東方村(ひがしかたむら・現越谷市大成町)にあったもので、東方村下組の名主を勤めた中村家の居宅です。 東方村は元禄十一年に幕府領から忍領に組み入れられ、近隣の見田方・南百・四条・別府・千疋・麦塚・柿ノ木の各村とともに廃藩置県まで忍領となっていました。 下組中村家の記録によると、旧東方村中村家住宅は安永元年に建築されたと記されていて、建築年代の確認できるものでは越谷市最古の住宅と言われています。
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