聖徳寺
☆塩地蔵
安産子育・いぼとりなど、塩を供えると願をきき届けてくれるといわれる。 岩塩を彫った地蔵様なので、雨季になると石から塩分が出てくるといわれる。
※聖徳寺のイチョウは、樹高20m・幹回り4m・幹は地上3.41mのところで数本に分かれ、さらに上方で多数の枝を広げています。 このイチョウは雌株でギンナンの実を結びます。 樹齢は400年ぐらいと推定されていますが、樹勢は旺盛です。
☆越谷の七不思議
ぎょうだいさま(蒲生)
蒲生1丁目の街道わきの祠の中、鳥のような河童のような不思議な形の石の塔がたっている。 宝暦二年に建立されたという「砂利道供養」。 旅人の道中安全を願った「わらじ」が吊るされ、無事に帰る(蛙)を祈願したといわれる。 地元では昔から、親しみを込めて「ぎょうだいさま(わしの神様)」と呼んでいる。
大聖寺の亀の石碑(相模町)
奈良時代の天宝勝宝二年創建された大相模不動尊。 その一角に高さ3.2m・幅1.52m・厚さ1.6mもある亀の甲羅のような石碑が建つ。 碑の冒頭に「鶴」の字があり、後部に「亀」らしい字があるために亀碑と呼ぶ。
会田金物店の壁画(越ヶ谷本町)
旧日光街道沿いの老舗「会田金物店」。 その木造建築の店内に不思議な壁画がある。 鉄砲を手に戦う兵隊だろうか、武士だろうか。 落書きなのか写実なのかも不明な絵。 幕末の「会津戦争」を描いた絵なのかもしれない。
久伊豆神社本殿裏の力石(越ヶ谷)
平安末期創建の久伊豆神社。 拝殿の向かい右側に、台座に鎮座したタマゴ形の石は市文化財にも指定された、重さ187.5kgの「三ノ宮卯之助の力石」。 このすぐそばに、無造作に転がっている謎の石がある。 この転がされた石は、はたして卯之助とどんな因縁をもつのか、推測が推測を広げている。
白山神社の願掛け石塔(増林)
白山神社境内に、ひっそりと願掛け奉納石塔が建っている。 老夫婦が向き合って願い事がかなえられるようにと拝んでいる様子が描かれたもので、拝み絵馬の形式をとっている。 信州の道端に道祖神として、夫婦が描かれているが、越谷で見られるのは珍しい。
聖徳寺の塩地蔵(北川崎)と光明院(大沢)の塩地蔵
北川崎の聖徳寺や大沢の光明院の塩地蔵は、摩耗が激しく像容が全く不明である。 聖徳寺の「塩地蔵」は、安産と子育てとして塩の奉納があり、光明院の「塩かけ地蔵」は、願掛けして塩断し、願いがかなえられるとお地蔵様の頭から塩をかけた。 両者とも長い間の塩の奉納によってここまですり減ってしまったのであろうか。 不思議なお地蔵様である。
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