○大森貝墟碑
大田区山王1-3-3
明治十年アメリカ動物学者E・S・モースによって発見・発掘された日本考古学上最初の遺跡で、縄文時代後期(約3000年前)の遺物が出土し、国の史跡に指定されています。 その発掘記念碑が、大田と品川の両区にそれぞれ建てられています。
☆品川区にあるのが「大森貝塚」の碑、1929年11月建立・発起人本山彦一。 大田区にあるのが「大森貝墟」の碑、1930年4月建立・発起人佐々木忠次郎。
大正十四年モースが亡くなり、遺言でモースの蔵書が東京帝国大学に寄贈され、これを機に佐々木忠次郎らが記念事業を起こそうとするも難航、その間に本山らによる貝塚碑ができてしまった。 その後資金の目処が付いたので貝墟の健立となった。
※佐々木忠次郎は、品川区「大森貝塚」の碑健立にも参加していた。
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