公衆衛生院 メモ
☆伝染病研究所・港区白金台4-6-2
明治二十五年芝公園福沢諭吉邸内に大日本私立衛生会附属伝染病研究所(北里柴三郎所長)発足、大正五年東京帝大附属伝染病研究所設立。
現建物は1938年竣工、公衆衛生院は2002年国立保健医療科学院に統廃合され和光市へ移転した。
ロックフェラー財団による建設・その後の援助などを考えると、建物を取り壊すのを躊躇ったともいわれる…
明治二十五年十一月大日本私立衛生会が伝染病研究所を設置、明治三十二年四月国立伝染病研究所設立・私立衛生会を併合、大正三年十月文部大臣管理下となり、大隈内閣が内務省所管から文部省に移管し、大正五年三月東京帝国大学内(白金台)に附置された。
一方、移管に反対した北里柴三郎は、大正三年十一月五日官職を辞め・新たに北里研究所(白金三光町)を設立し私立伝染病研究所の後身となった。 大正七年北里研究所は社団法人となり、荏原郡碑衾村に血清製造用飼畜場を設けた。
※福沢諭吉が敷地内に私財で研究室を設け・北里柴三郎に提供し・大日本私立衛生会となった。
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