旧横浜正金銀行本店
○旧横浜正金銀行本店本館
明治/1904
煉瓦及び石造・建築面積1998.3㎡・三階建・地下一階・正面中央八角塔屋付・ドライエリヤ石塀附属(正面玄関広間以外の内装を除く)
神奈川県横浜市中区南仲通五丁目60番地
この建物は明治三十三年着工し、明治三十七年に完成した石造三階建である。 現在は神奈川県の所有になり、関東大震災で被災したドームを復原し、一部増築および改修をして県立博物館に使用している。 明治三十年代における代表的洋風建築で、外観はよく保存されておりすぐれた意匠をもっている。
明治十三年に貿易取引の決済業務と貿易金融を目的として横浜に設立された銀行。 大正年間には、海外支店網を有する為替銀行に発展したが、第二次世界大戦後は普通銀行となった。 現在の建物は明治三十七年のもので、昭和四十二年以来神奈川県立歴史博物館となっている。
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