手動券売機
( 「大鉄道博覧会」@江戸東京博物館 )
10円硬貨を入れて、レバーを押すと、切符(硬券)が出てくる。 もちろん、釣り銭機構など無い。 電気を使わない機械式券売機、完全メカニカル式で、100%省エネ機だ… 実際には、上部に金額表示の看板が付いていた。
☆日本で初めての券売機(レバーを押す手動式)は、1925年頃登場した。 1956年頃には電動式となり、当初は入場券用だったが、一硬貨一券からお釣りが出る機種へと代わった。 しかし1960年頃には、硬券からロール式の軟券へと変わった。
こちらは、1964年の東京駅から20円区間。 [20円2等]とあるが、1等があるわけではない。 と思ったが、東海道線ならあったかもしれない…
ちなみに、初乗りと入場券は10円。
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