磯部温泉
磯部駅前、温泉街入り口。 寂れた感はある…
※磯部館は、この地で産出されるベントナイトを原料にした「ライオン歯磨」が営業していた。
※「季節の変わり目(春分の日)ごろ、妙義山方向に「磯部蜃気楼」が観られることがある」、との情報も存在する。
○舌切り雀のお宿
磯部温泉磯部館で、巌谷小波が「舌切雀物語」を執筆したといわれている。 舌切雀神社・雀の下を切ったハサミ・宝物のツヅラ、などもあり「舌切雀物語」発祥の地とされている。(磯部の人々はみんなそう言っている)
○ライオン歯磨・磯部工場
明治41年9月磯部温泉に炭酸カルシウム工場建設(小林商店、後のライオン歯磨)。
○里すずめねぐらの宿
歌川国芳、天保十四年(1843年)~弘化四年(1847年)頃。
かしまし吉原宿、出前持ちの持つ大きな膳が「大盤振舞い」の語源となった 。
☆蜃気楼
古く中国では、大ハマグリ「蜃」の息(気)で空中に楼閣の幻が見えると信じられていた。
舌切雀・ちりめん本(1885年)
☆舌切雀
原典は宇治捨遺物語の「腰折雀」、さらには朝鮮・蒙古の「腰折燕」ともいわれる。
※舌を切られるようになったのは江戸時代らしい。
※明治の文豪巌谷小波が、「舌切り雀伝説発祥の地」に決めたのが磯部温泉。 雀のお宿は、遊郭だったともいわれる。
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