小豆かゆ
お正月十五日や冬至などには「小豆がゆ・小豆飯」を食べる。 穴っぷさげには「砂糖入り小豆がゆ」を食べる。(力仕事を伴う祝い事でたべることもある)
グンマの民話には、この「小豆飯」が多く語られている。
※「小豆の九十九味、米の一味」とも言われている。
《グンマを話そう》
○あとかくしの雪
村はずれの婆さんの家へ、みすぼらしい旅人が宿を求めた。 家には食べるものが無いので、旅人が袋から小豆三粒と糯米三粒出して鍋に入れると、小豆と米でいっぱいになり小豆がゆができた。 こんどはおかずが欲しくなり、裏の他人の畑から大根を掘ってこさせた。 そしては、その夜は吹雪となり、婆さんの足跡は消されてしまった。 これを「弘法大師のあとかくしの雪」といった。
※この晩に子供をつくると盗人になる、といわれた。
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