米が貴重だったので野菜などを入れて量を増やしたのが「かてめし」。
お祝い事などでのご馳走となるのが「混ぜめし」で、ごぼう・にんじん・しいたけ・かんぴょう・いもがら などを入れた。
「五目飯」には、手近の野菜・糸昆布・凍み豆腐などを入れた。 しょうゆを加えると「醤油飯」とも言った。
※昔は米を囲炉裏にかけた鍋で煮ていたので「ご飯を煮る」という表現も残っている。
「かて飯」と「五目飯」との明確な区別は無い、天神講で必ずつくるそうだ。
☆茶飯
茶(番茶)を煎じた湯で飯を焚く、塩少々で味付け。 さらに、大豆・小豆・栗などを加えて焚いたのが「奈良茶飯」(東大寺・興福寺など)。
☆五目ずし・五目飯
五色とは五品目に限ることなく、「五臓を健全に養う食べもの」に基づくといわれる。
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