ぐんまわらべうた:おんぼや
【どこまで解る ぐんまわらべうた】
○あっちの山でもゴーソゴソ こっちの山でもゴーソゴソ 朝起きて見たらば 小さな小僧が チャンチャラ太鼓たァたいて ホーイホーイと飛んでった
○いいとこ 床場の えんの下
○いま泣いた烏が 井戸のまわり回って 餅かけひろって 食い食いだまった
○おっちゃんどこだい入山かい どおりで顔が真黒だ
○お恵比寿大黒どっちがよかんべ どうでもこうでもこっちがよかんべ
○お正月はどこまで 番匠山の腰まで 赤え餅と白え餅を松葉にさして ガラガラ振ってくれ
○かごめかごめかごん中の鳥は 晦日の晩に障子をあけて ツンツンつんむぐれ
○からすからす あれあとみれば 鉄砲ぶちが ねらうねらう
○からすからすからすの勘三郎 親のおんのう忘れたか
○からすからすかんがらす おめえのうちがやけるぞ 早くかえって水かけろ 水がなけりゃタメかけろ
○こうもり来い こうもり来い 草履くりよ
○ちちぐもちちぐも 下に火事あるから 天じょうにあがれ
○てんぺん一六 二が負けた (百舌)
○とんびとろろ 赤い羽根 おとせ
○とんびとんび 羽根おろせ
○ひばりひばり子とるぞ 子がいなけりゃ巣とるぞ
○ほほほたる来い ほたるなんだあよいこった 夜はちょうちん竹のぼり 朝は草葉の露すって ほほたる来い
○やんめどっこくそどっこ おれの目にたかんな
○菜つみそうろう摘みそうろう れんげの花が咲きました
○指切りかま切り ウソこいたら 一銭五厘の罰金だ
○十日夜はいいもんだ 朝蕎麦切りに昼だんご 夕めし食っちゃぶちたたけ
○浅間山から 風こいこい
○浅間山から鬼が尻つんだして 鉈だぶっ切るよな 屁をたれた
○大寒小寒 山から小僧が泣いてきた
○鷹たか高くて見えね とんびとんび遠くて見えね
○誰と誰と寄りあって 寄屋の前で屁をひった いくつひった十ひった 峠の山ァひり越した
○男と女で豆煎り 煎っても煎っても 生臭せえ
○鳥追いだ鳥追いだ ありゃどこの鳥追いだ じっとどんの鳥追いだ ほうやろほやろ
○痛けりゃイタチの糞を 三文蚊って三年つけろ
○田代田がない山の中 戸棚あけりゃいもばっか
○桃栗三年柿八年 柚子は九年で成りさがる 梨の馬鹿は十八年
○道祖神がもえますよ あんぴん餅がこげますよ
○道祖神のはらい賃 ぜにでも金でもだせだせ
○梅干し食っても種食うな なかに天神ねているぞ
○八釜四釜で十二釜
○枇杷なん文じゃ三文じゃ いまちょっとなからんか まからんよ そうならよしよしおめうけしょ
○分福茶釜に毛がはえた チャンポコ茶釜に煮えたった
○蜂蜂 おれを刺すと子を取るぞ
○爺さん婆さんきいてくれ アカネのふんどし買っとくれ
○野火がついた火がついた あったらムジナが焼け死んだ
○次郎太郎タッペの子 タッペがへえたら ふんげえせ
○お天道さまお天道さま 炭一俵やるから顔を出せ
○風さん風さんやんどくれ 晩にはトロロをしてあげる
○凧凧あがれ 天まで揚がって 穴みせろ
○俺のかげになるな かげになった奴は 十日に豆腐食って 晦日に味噌食って 盆にぽっくりしぬように
○坊さん坊さん何背負って通る 餅米背負って通る 俺に一升くんねえか ヤーダヨ しわんぼかやんぼ このカンカン坊主の糞坊主 盆のぼた餅くんねえぞ
◆道祖神が燃えますよ
はや夜があけますよ
この夜の長いのにさんざべべこいて
猫も杓子もみな起きろ
◆とろろの出来も摺粉木の摺り加減
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