○佐野の渡し場・佐野窪橋
渡し場があったりなかったりという時代を繰り返したとされる。
○佐野の船橋
☆かみつけの佐野の舟橋とりはなし 親はさくれど吾はさかるがへ (万葉集東歌)
ある昔、烏川を挟んで、佐野の里の飯野主馬の一人娘那美と片岡の片岡民部の一人息子小治郎が恋い慕い、夜になると船橋を渡ってあう瀬を楽しんでいた。 これを知った那美の乳母が仲をさこうと、密かに橋板を幾枚か取り外してしまった。 何も知らない二人は隙間から川に落ち暗い流れの中へと消えていった。
☆五十音
万葉集では八十七音、古事記では八十八音が使われた。
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