グンマの昔:甘酒売り
☆酒
酒を飲んで栄え楽しむので、栄え→サカエ→サケ になったとの説もある。
※冷やしたり・温めたり、火加減が大切なので、火偏に間で「燗」。
☆急須
「呉人呼暖酒器為急須、急須者以是応急而用也」、中国で酒を暖めるものであった。
☆甘酒
日本書紀巻第十・応神天皇十九年冬十月「醴酒」が源といわれる。
☆守貞漫稿
喜田川守貞(季荘)が著した近世風俗書。稿本のまま残され江戸時代には刊行されなかった。「専ら民間の雑事を録して子孫に遺す。」という著者の言葉どおり生業、遊戯、年中行事、食物など広範囲にわたり図も交え記されている。喜田川守貞は、文化7(1810)年大坂生まれ。没年は不詳。初め石原氏。天保11(1840)年江戸に移り、北川氏を継いだ。31歳の時、大坂から江戸に移住したので、上方と江戸との相違にも注目している。天保8(1837)年より書き始め、嘉永6(1853)年以降にも追書や追考を行ったとの書入れがある。
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