○沢渡
この地は、菅ノ沢・大沢・砥沢・楢の沢・白石沢・権現沢、など沢が多かったので沢渡とよばれるようになったらしい。
温泉の由来は、
①湯原が繁昌していたころ、湯元主人に恨みを持った女中「とり」が損馬の骨を源泉に投げ入れたため、湯原の湯が沢渡へ移った。
②湯原の繁昌で待遇が悪くなった女中が損馬の骨を源泉に投げ入れたため、湯原の湯が沢渡へ移った。
ともいわれ祟りを恐れた沢渡では、正月十四日に「鳥追い」をするようになった。
※沢渡温泉には、ヌル湯・熱ノ湯・メノ湯・ナラシ・瀧ノ湯、の源泉湯があった。
○沢渡温泉
1935年9月25日深夜、沢渡温泉で豪雨による山津波で旅館全失(二軒)・死者十三名、岩島での被害も大きく死者二十六名、四万 温泉・新湯も被害にあった。
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