浦和・調神社
○調神社
開天皇時代(紀元前158年~98年)の創建、神使は兎。 調は古代税制の「祖・庸・調」の調、伊勢神宮の御調の初穂を納める倉庫から神社に発展したのが神社名の由来。
調→つき→月と変化し、いつしか「月の宮」となり、月待供養(二十三夜講)の信仰が盛んとなったといわれる。
調(つき)の名が、月と同じ読みであるところから、月の動物と云われた兎が神の使いとされ、中世の月待信仰(月のもつ神秘に畏敬をなし、月の出を待って祈る信仰)の広がりと結びつき、江戸時代には月読社とも呼ばれていたようです。 今も兎の石像や社殿に飾られた兎の彫物、兎の絵馬など所々に兎が配されています。
目黒不動の犬。 山形には「犬の宮神社」もあったらしい。
☆狛犬
高麗経由で日本に伝わったので「こまいぬ」ともいわれる。
☆神使一覧
鼠 → 大黒天
牛 → 天満宮
虎 → 朝護孫子寺
蜂 → 二荒山神社
兎 → 住吉大社・調神社
亀 → 松尾大社
蟹 → 金刀比羅宮
鰻 → 三嶋大社
蛇 → 弁才天・大神神社
海蛇 → 出雲大社
白蛇 → 諏訪神社
狐 → 稲荷神社
鹿 → 春日大社・鹿島神宮・厳島神社
猿 → 日吉大社・浅間神社
烏 → 熊野三山
鶴 → 諏訪大社
鳩 → 八幡宮
鷺 → 氣比神宮
鶏 → 伊勢神宮・石上神宮
狼 → 武蔵御嶽神社・三峰神社など
鯉 → 大前神社
猪 → 護王神社・和気神社
百足 → 毘沙門天
コメント